一に水質、二に水質!
サンゴを飼育するにあたって機材がどう、レイアウトがどう…と話すのも楽しいところですが、
サンゴ飼育の一番重要なポイントは水質です!
もちろん他にも重要な要素はありますが、まず水質が良くなければどうにも上手くいきません。
では水質はどんな値を目指せばいいんでしょうか?
突き詰めるとそれぞれのサンゴに合わせて最適な数値があるもんですが、それだと話が終わらなくなってしまうので
大きな分類ごとにざっくりとした目標値についてお話ししようと思います!
<ソフトコーラル~一番水質に易しい>
スターポリプやウミキノコなど、飼育しやすい種類が多いのがソフトコーラルです!
(めちゃくちゃ水質に敏感な種類もいますが…それは省かせてもらいます…)
目標数値
硝酸塩NO₃:~50.0
リン酸塩PO₄:~1.00
アルカリ度KH:7~9.0dKH
いちおうこのように書きましたが、ソフトコーラルはけっこう数値無視でも生き延びてくれます。
硝酸塩は100ppm超えても全然大丈夫じゃないかな…KHも骨格部分が少ないのでそんなに気にしなくても大丈夫。
<LPS~ここからがサンゴ飼育の本領発揮!>
ハードコーラルは数値をしっかりチェックしないと急に調子を崩して復活させられず亡くなってしまうこともあります…
種類によって水質の許容度にけっこうバラツキがありますが、だいたいこの目標値を目指してみましょう。
目標数値
硝酸塩NO₃:~20.0
リン酸塩PO₄:~0.04
アルカリ度KH:7~9.0dKH
マグネシウムMg:1300
カルシウムCa:450
注意したいのはリン酸塩。魚無しのサンゴのみならリン酸塩の数値のコントロールはしやすいのですが、魚も飼育するとかなり難しくなってきます。
魚のエサにリンが多く含まれているので、途端にリン酸塩の数値が上がりやすくなるんですね。
<SPS~一番水質に敏感、ハイレベルな水槽の入り口>
SPSは基本的に水質管理がシビアになります。「サンゴ飼育は難しい」のイメージは多くがこの種類から来てるんじゃないでしょうか?
目標数値
硝酸塩NO₃:~10.0
リン酸塩PO₄:~0.04
アルカリ度KH:8~10.0dKH
マグネシウムMg:1300
カルシウムCa:450
一昔前はこれよりもっと厳しい水質管理が常識でした、パステル化を狙った超低栄養塩水槽が主流だった時期ですね。
硝酸塩もリン酸塩もほぼゼロが求められていました。
今はこのぐらいの数値でOKとだいぶ緩和されましたが、それでも実際キープしようとするとけっこう難しいんですよ。